日光東照宮・二荒山神社・輪王寺・大猷院の観光案内、観光マップも有り。
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日光東照宮観光
日光東照宮
は家康を祀った社、その聖域を守るため彫刻と彩色により建造物が装飾されています。
28棟の建物に建築彫刻が用いられています、その総数5173体。
日光東照宮のシンボル、陽明門に限って云うと彫刻の数は508体、本社、唐門についで3番目に多いと云われています。 その中で、霊獣194体、人物42体、昆虫7体は東照宮28棟の中で一番多く装飾されているとの事で、 霊獣は麒麟・竜息・唐獅子・竜馬・目貫の竜、人物は神仏・天女・聖賢・唐子、昆虫は蝶が施されているそうです。
神の使いと云われる霊獣194体は、聖域を守るため、魔除けの意味が込められているのでしょうか?
陽明門を正面から眺めると左右に赤い廻廊、その内側に白い塀。そして中央に白、黒、金の色彩。
神の色、白は一ノ鳥居から入社して陽明門に初めて使われ、その後、唐門、本社、坂下門に引き継がれて行きます。
陽明門以降神の領域を案じさせる配色なのでしょう。
また、陽明門と唐門にしかない人物彫刻。
陽明門の天女・聖賢・唐子や唐門に中国の故事「舜帝朝見の儀」 の人物彫刻などは、見るからに「政(まつりごと)」を暗に説いているかのようですが、 他方、そこは神になることを欲した家康の神霊が祀られている神聖な本社。 「神と政治」の同居は・・・・・。
家康、亡き跡の徳川幕府の広告塔の意味の方がはるかに大きいのでしょう?
天照大御神を連想させる名称、東照大権現は死してもなお、生々しい政の世界から逃れられない神さまなのでしょうね。
何かしらの意図で制作されたであろう個々の建物の彫刻、それら彫刻群の組み合わせ、配色などを想像しながら 山内を散策するのもいいのかもしれません。
まさに、日がな一日見ても飽きない意の日暮の門「陽明門」他、世界遺産 日光東照宮は フシギ、オドロキいっぱい、てんこ盛りの地です。
意図して名付けたのでしょうね。「
日光
」の地名「東照宮」と云う神宮名そして「陽明門」の名称には 朝日のように光輝くイメージを連想させます。
さぁ~、杉木立のなか、光輝くミストシャワーを浴びに出かけましょう。
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